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ホテルのメンテナンス技術応用

家の浴室 速乾リフォーム

産経新聞 16年9月16日

 マンションなどで築年数とともに目立ってくるのが浴室・浴槽の汚れや傷み。
掃除するにも限界があり、浴槽を入れ替えるのも大掛かりで費用がかさむ!といった問題を解決しようと、主にホテルのメンテナンスに用いられてきた、塗装によるリフォーム技術が、マンションなどの一般家庭でも使えるようになった。

 入れ替えに比べ約三分の一の費用で新品同様に再生できるという。

 浴室は住宅リフォームの中で、夫婦両方の希望が強い。 しかし、マンションなどのユニットバスはすべてを入れ替えなければならず、作業も大掛かりで、費用は六十万円前後が目安になる。 一戸建ての浴室は、ガスやタイルなど七、八種の業者を入れて全面改装すると、百万円を超える予算になるという。
 

 同社の作業は二日間で完了。 一日目は、浴槽のひびなどをパテで埋め、壁面や天井などのシミやカビ、さびなどを除去し、カランなどをテープで養生する。
二日目は速乾性のある特殊な塗料を全体に吹き付け、硬化した後、表面を磨いてつやを出し、浴室全体を再生させる。

 水回りの美観に気を使うホテル客室のメンテナンスに用いられてきた工法を発展させたもので、同社はメーカーとのタイアップで硬化時間を従来の7分の一以下、約二時間にに短縮した塗料を開発、作業効率を高めたことで、一般家庭向けのサ−ビスが可能になった。
 塗り替えはあらゆる材質が可能。 ステンレスやホーローの浴槽も、最新のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)のように塗装でき、好みのカラーバリエーションで浴室全体の雰囲気が変えられる。

 また、タイルの床や壁面に特殊なパネルやシートを張って改装したり、FRP加工技術を用い、ユニットバスのトイレを初めからなかったように撤去してしまうことも出来るという。

 

 

 

 


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