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空き巣防犯 地域の力で

2005年(平成四年)12月22日  読売新聞


 今年も残り1週間余り。年末年始は家族 で帰省や旅行にでかける家庭も多いことだ ろう。そんな時、気になるのが留守宅の用 心。空き巣を防ぐ良い方法はあるだろうか。 専門家らは、住民の龍えと街ぐるみの取り 組みの必要性を強調する。 


 大阪府警生活安全部によると、今年1一月から11月末までに、大阪府内で起きた侵大盗
は1万9922件で、昨年同時期に比べ1921件増加。
このうち空き巣だけをみると、9208件で1976件増え、留守宅を狙った犯行が
激増していることがうかがえる。

 空き巣の侵入手口は、玄関や窓のガラス割りが3876件で最も多く、錠開け224
9件、鍵を開け放したままの無防備1439件と続く。建物別では、中高層住宅(4階
建て以上)4583件、戸建て2772件などだ。
   
 中高層の分譲マンションは、オートロックの玄関が主流になってきているが、マン
ション問題研究会代表の先田政弘さんは、機械に頼る防犯は危険と指摘し、「マンショ
ンの防犯は、住民が防犯活動を楽しく、派手にやること」とアドバイスする。
 
先田さんが以前住んでいたマンションでは夕方、ちょうちんと拍子木を持った子ども
たちが「火の用心」と声を上空白き巣防止地域の力でげて駅前まで歩き、’母親らは
ぜんざいを作り、集会室で迎えた。その後、大人の男性は酒を酌み交わし、マンション
を見回ったという。

  「あそこのマンションは防犯に熱心だと、広く知らせることが大切」と先田さん。夜
は住民が駐車場や周辺を懐中電灯で照らすのもいいという。このほか先田さんが勧め
るのは▽近所の人や管理事務所に留守を知らせておく▽外部から留守宅と悟られないよ
うに努める−−など。

 管理組合がある分譲と違い、賃貸マンションの防犯は難しい。賃貸住宅の事業者で
つくる大阪リアルオーナー協同組合代表理事の福谷浩司さんは、所有マンションに防犯
カメラを取り付けるなどしているが、「基本的には入居者に責任があると考える」。
  
「市販の補助錠などで戸締まりを補強する」 「ポストに郵便物などをためない」など
は分譲と変わらないという。

戸建て住宅ではどうだろう。大阪府防犯協会連合会専務理事の森下俊明さんは「鍵
をかけたつもりになっている場合が多い。外出時に子どもや荷物ばかりに気を取られな
いように」と呼びかける。

機械に頼り過ぎダメ 
留守宅悟られないよう落ち着いて戸締まりを

 自分が空き巣に入る目で、自宅を見直してみるのが効果的だ。例えば▽塀や植栽など
が目隠しにならないか▽2階に上がる足場になる物がないか▽ベランダなどは見通せる
状態か−−。

 それでも、鍵の補充や防犯センサーの設置などハード面には限界がある。
「最も大事なのが互助防犯」と森下さん。隣近所で注意し合う取り組みだ。
外出時に「ちょっとお願い言互いに言える関係を作っておくのが大事
なことは、戸建てもマンションも変わらない。
    
 今月17目、大阪市北区の市立住まい情報センターで「住まいの防犯対策」をテーマに
したセミナーが開かれた。
 講師の大阪府建築士会女性委員会の山本尚子さんは、侵入者が狙う家は「人目につき
にくい」「防犯設備が少ない」
「庭などの手入れが悪い」王事現場や線路が近い」などを挙げ、「必ず下見はしている。
近所でジロジロ見られたり、犬がいたり、警備会社のシールがあったりすると敬遠する
ようです」。

  「狙われにくい」家にする第一歩は塀の外で、コミュニティーこそが最強の防犯だと
山本さんは説く。「美しく明るい街並みは、居住者の意識の高さを示し、犯罪者を遠ざ
けます」

 大阪府吹田市の東急ハンズ江坂店の防犯用品売り場。
 
  「泥棒は侵入に5分以上かかると、70%はあきらめる」と言われている。空き
巣に狙われないための防犯グッズは、店頭にたくさん並んでいる。


 

<高級時計盗難>ロレックスばかり75個 広島の百貨店
1月8日18時13分配信 毎日新聞  

8日午前4時10分ごろ、広島市中区胡町の百貨店「福屋八丁堀本店」7階時計売り場で陳列ケースが壊され、高級輸入腕時計ロレックス75個(被害総額約5500万円)が盗まれているのを、警報機が鳴って駆け付けた百貨店の警備員が見つけた。県警広島中央署が窃盗容疑で捜査。売り場防犯カメラに目出し帽姿の2人組が映っており、分析を急いでいる。  調べなどでは、百貨店東隣の5階建て雑居ビルの屋上から百貨店6階部分の避難用ベランダにはしごを渡し移動し、別のはしごで7階に登り、窓ガラスを割るなどして店内に侵入したらしい。警備員が駆けつけるまでの約1分間に盗み、侵入経路を逆にたどって逃走したらしい。

 


 

会社のガラス割る 出雲署が元社長を逮捕  
サンスポ(2007/01/07 03:25)

出雲市長浜町の健康食品製造・販売業「クロレラサプライ」で5日夜、男が社屋の窓ガラスを割ったのを警備員が発見して取り押さえ、通報で駆けつけた出雲署員が器物破損の現行犯で逮捕した。  同署の調べでは、男は同社元社長で役員の高橋寿雄容疑者(48)=同市渡橋町=で、同日午後8時15分ごろ、同社事務所出入り口などの窓ガラス3枚を敷地内にあった標識柱(長さ約180センチ、太さ約3センチ)で割った疑い。社内では社員11人が業務していたが、けが人はなかった。  同社はテレホンショッピングなどで健康食品を販売。昨年12月下旬には、何者かに顧客の氏名やクレジットカード番号など約80万人分の個人情報が登録されていたサーバー1台が盗まれている。  また、今月4日には同社の伝票が入った複数の段ボール箱が松江、出雲両市内に放置され、伝票には顧客の氏名や住所など個人情報が記載されていた。同署ではサーバー盗難などとの関連も視野に入れ、動機を調べている。


 

車の窓ガラス割り発炎筒投入、5台被害…埼玉・熊谷市 (読売新聞)
読売新聞2006.09.12

12日午前4時20分ごろ、埼玉県熊谷市拾六間で、民家のガレージに止めてあった乗用車4台と、路上駐車していた乗用車1台の計5台から次々と出火、座席のシートや荷台などを焼いた。 [PR]  熊谷署の調べでは、5台とも、助手席か後部座席などの窓ガラスが割られており、車内から使用済みの発炎筒が見つかった。ガレージにはシャッターなどはなかった。同署は器物損壊事件として調べている。

 


車の窓ガラス割り窃盗、神戸で連続6件──
日経新聞2006.09.05

大阪でも夏以降20数件(9月4日)  4日午前2時50分から約40分間に、神戸市内で信号待ちの車などのガラスを割り、かばんなどを盗んで逃走する「窓割り盗」の事件が6件相次いだ。県警は同一犯とみて窃盗などの疑いで捜査を開始。同様の手口は7月ごろから大阪府内でも20数件発生しており、県警や大阪府警は新たなひったくりの手口とみて警戒を強めている。  調べによると、同日午前3時25分ごろ、神戸市東灘区住吉東町5の国道2号で、飲食店経営の女性(48)が信号待ちしていたところ、左側に接近した車から男が助手席の窓ガラスを割った。男は助手席にあった現金約8万3000円入りのバッグを奪い車で逃走した。  このほか、車の中で仮眠中の飲食店経営の男性(30)も、車の運転席の窓ガラスが割られ、現金約2万円入りの財布が奪われるなど、被害金額は5件で計約10万3000円に上った。  同日午前3時ごろには、同市灘区浜田町3の路上で、若い男が停車中の車の窓ガラスを割り、車内にいた女性のバッグを奪おうとした事件があった。男は身長170センチぐらい。黒と白のTシャツを着ていた。黒いセダンタイプの車に乗っており、車には計4人の男がいたという。


 

防犯意識高めて 福井市で「地域安全ひろば」 グッズやポスター展示=福井
読売新聞2003.10.12

 全国地域安全運動(十一―二十日)に合わせ、県防犯協会と県警は、福井市大和田町のショッピングセンターで、防犯グッズや防犯ポスターなどを展示する「地域安全ひろば」を十三日まで開催している。
 会場では、ピッキング対策用の鍵や、空き巣や住居侵入対策に有効な窓ガラス用の防犯フィルムなどを紹介。厚さわずか〇・二ミリの防犯フィルムをはったガラスはバールでたたいても破れず、買い物客らは効果を実感していた。
 白バイの展示コーナーでは、子供たちが警察官の制服姿でまたがって、防犯カメラを使った記念撮影を実施。プリントされた写真を見て「最近の防犯カメラはこんなにも鮮明に映るんですね」と驚く人もいた。

 

 



《北九州・小倉北 強盗婦女暴行が多発 マンションなど一人暮らし狙う 同一犯?》

読売新聞 2003.08.09

 ◆手口似る
 北九州市小倉北区で、マンションなどの一人暮らしの女性宅に男が押し入り、女性に乱暴した後、現金を奪う事件が相次いでいることが八日、わかった。現場は同区南部に集中。犯行時、女性に布団や洗濯物をかぶせるなどの手口が共通しており、福岡県警小倉北署は同一犯による強盗婦女暴行事件とみて捜査している。
 調べによると、最初の事件は六月二十四日に発生。八月五日までに、未遂の二件を含め計七件起きている。うち一件は七月二十八日午後一時ごろ、同区内のマンション三階の女性宅に男が侵入。女性に布団をかぶせて乱暴した後、二万円やキャッシュカードを奪って逃げた。
 現場はいずれも、住宅や商店が混在する地域のマンションやアパートの二階以上で、未明から明け方を中心に発生。〈1〉鍵がかかっていないベランダの窓などから侵入〈2〉就寝中の女性の顔にいきなり、布団やベランダに干してある洗濯物をかけて目隠しをする〈3〉その後、「金を出せ」と脅し、室内から現金を探し出して玄関から逃走――などの手口が共通している。
 被害者が目隠しされるため、男の人相などは不明だが、一部は男が作業ズボンを着ているのを目撃している。現場に指紋が残っておらず、男は犯行時に手袋をしているとみられる。
 七階の部屋で襲われた被害者もおり、犯人は雨どいを伝うなどして上階にのぼっているらしい。同署は「夏場は二階以上の部屋では窓を開けて寝ることが多いが、上階だからといって油断せず、必ず施錠してほしい」と注意を呼びかけている。 




《コイン駐車場で車上荒らし急増 ミナミ周辺、7割増の262件/大阪 》読売新聞 2003.06.06

「ガラス割り」「こじ開け」目立つ 浪速署取り締まり強化
 コイン駐車場などに止めた乗用車内から現金などを盗む「車上荒らし」が、ミナミ周辺で急増している。窓ガラスを割ったり、ドアの鍵穴にハサミなどを入れてこじ開けたり、といった手口が目立ち、車内に人がいたのにハンマーでガラスをたたき割ったケースも。浪速署は多発地域を重点パトロールする一方、ドライバーらに貴重品を車内に放置しないよう、呼び掛けている。
 車上荒らしは、浪速区内で四月末現在、五百三十三件が発生。昨年同期(四百十八件)の三割増となっている。被害場所では、空き地を整備したコイン駐車場が最多で、前年の七割増の二百六十二件。時間帯では午後九時―午前零時が狙われやすく、百二十一件(前年三十八件)にのぼる。
 犯行手口では「ガラス割り」が二百十五件(前年同期二百十六件)と最も多いが、「こじ開け」も二百三件(同百二十三件)と急増。いずれも指紋や遺留品などの物証が少ないうえ、目撃情報も二十三件にとどまり、容疑者を割り出すのは難しいという。
 四月二十八日午後には、同区日本橋東のコイン駐車場で、インテリア業者(38)が六百十五万円入り手提げカバンを軽乗用車の助手席の足元に置いて車外に出ている間に盗まれた。
 五月四日未明には、同区敷津東の国道25号線で、男が停車中の乗用車の窓ガラスを突然、ハンマーでたたき割り、四万円入りハンドバッグを盗んだ。運転席の男性(31)が反撃して奪い返したが、男は逃走した。
 このため、同署は街頭犯罪対策室の警戒班十五人を多発地域に張り込ませるなど、取り締まりに力を入れる一方、駐車場管理者に照明設備の充実や防犯カメラの設置を働きかけている。


 

《侵入盗に5分耐えれば合格》 京都新聞 2003.04.07 News より

 防犯性高い部品公表へ
 ピッキングなどの侵入盗被害に強い建物部品の開発を検討している「官民合同会議」(警察、国土交通、経済産業の3省庁と関連業界などで組織)は7日までに、ドア、窓、シャッターについて、バールやドライバーなどの工具を使った侵入行為に5分を超えて耐えることができる製品を「防犯性能が高い」と認定して公表する方針を固めた。

 警察庁の外郭団体が1997年に侵入窃盗容疑者35人に対し聞き取り調査したところ、約7割が「侵入に5分以上かかると犯行をあきらめる」と答えたためで、警察庁は「防犯性能の評価方法を一元化することで、質の高い製品の開発、普及を図りたい」と説明している。

 評価の対象となるドアやサッシは既にメーカーが市販しているか販売予定の製品。試験は錠、ガラスなどの部品を取り付け実際に使用される状態で実施する。

 10月をめどに試験の細則を定め、「5分を超えた」と認めた製品名のリストを来年3月までに公表する。

 




《防犯装置の死角突く 緊縛強盗団、入念な下見 被害者たち、恐怖の体験を語る》
読売新聞 2003.02.12 東京朝刊 社会

 「皆殺しだ」と脅され、体をエビぞり状に縛られる。そのまま半日以上も放置され、あと少し発見が遅れていたら脱水症状で死んでいた被害者もいた。全国を荒らし回る外国人強盗団は、下見を重ねて警備システムの盲点を突いてくるのが特徴だ。韓国人グループとみられる強盗の被害者たちが恐怖の体験を語った。〈関連記事1面〉
 一昨年十一月の未明、東京・世田谷区の住宅の風呂場の窓ガラスを割って、四人の男が押し入った。
 二階の寝室でベッドから身を起こした妻(50)に、男が包丁を振りかざした。「カネだ。キンコを出せ」「出さないなら皆殺しだ」。目出し帽の男の日本語はたどたどしい。床に引きずりおろされ、胸を殴られた夫(53)の口からつぶれた声が漏れた。二人の娘も縛られた。
 一階では母親(74)が電気コードで縛られていた。口に布を詰められた顔ははれ上がっていた。一時間後、突然目覚まし時計が鳴った。防犯装置と思ったのか、犯人たちは風呂場の窓から逃げた。
 警備会社と契約していたが、異常を知らせるスイッチは一か所しかなかった。警察の聞き込みで、二か月前から見知らぬ男が家の様子をうかがっていたことがわかった。数日前にも家の前で三人組の男が目撃されている。犯人は用心深かった。妻は、包丁を突きつけられて階段を下りる時に「真ん中を歩け」とどなられた。壁際に防犯装置のスイッチがあると警戒したようだった。
 昨年九月、東京・目白の専門学校経営の男性(88)も防犯システムを設置した自宅で数人の外国人に襲われた。
 その日、男性が出勤しなかったのを不審に思った学校の幹部が夜になって自宅を訪ねた。家政婦(72)と二人暮らしのはずだが、応答がない。家の中から「うーっ」とうなり声が聞こえた。勝手口の窓ガラスが割れていた
 二人は何本ものネクタイで両手足を縛られ、エビぞりになって倒れていた。襲われたのは前日の午前三時ごろだ。二人は力尽き、声も出せなくなっていた。男性は十八時間の監禁で脱水症状を起こしていた。
 破られた勝手口のガラスは、二メートルの塀に囲まれ、通りからは死角だった。老人だけが暮らす家が狙われたことに、警察は「犯人は下見や情報収集をしていた」とみる。
 「カネ、カネ、キンコ」と脅す韓国人グループは下見を重ね、警備システムを巧みにかわしている。
 先月二十一日に世田谷区で殺害された会社社長も警備会社と契約していた。しかし、犯人たちは勝手口の引き戸のガラスを四角に切り取って侵入。そこには、開けられた時に作動する警報装置がついていたが、ガラスの破壊を感知するセンサーはなかった。
 その三日前に被害に遭った杉並の男性宅も玄関に警備会社のシールがはられ、玄関の内側には、誰かが通るとチャイムが鳴るようになっていた。しかし、犯人はそこを通らず、通りから死角になっている部屋の窓ガラスに特殊工具で五十センチ四方の穴を開けた。
                ◇
 侵入強盗の急増を受け、警備会社への一般家庭の契約件数が増えている。業界最大手の警備会社には約二十四万世帯が加入。契約件数は、前年度比20%増で伸び続けている。警備業界の売り上げも九八年からの五年間で、一・三倍の二兆九千億円に達した。
 防犯センサーの改良も進んでいる。扉やガラスが壊される小さな音や振動をキャッチし、室内に外気が入り込んだことさえ遠赤外線で感知するシステムもある。だが一方で、侵入の手口はますます巧妙になっている。「どんなシステムでも絶対安全ということはあり得ない」と警備関係者は言う。

 

 

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